「自己資金は500万円ある、でも融資をどこで引けばいいか分からない」 ─ 宮城のアパート投資で最も多い相談のひとつです。属性とフェーズで使うべき融資ルートが変わるので、4つの主要ルートを整理します。
オリックス銀行・SBJ銀行・東京スター銀行などが提供。年収700万円以上・上場企業or公務員・勤続3年以上が目安。金利2.0〜3.5%、最長35年、自己資金1〜2割。審査が早く(2〜4週間)、初めての1棟目には最有力。デメリットは金利がやや高く、属性が上がると不要になる点。年収1,500万円超なら地銀プロパーで0.5〜1%下げられます。
七十七銀行・仙台銀行・東邦銀行・宮城第一信金など。金利1.5〜2.5%、20〜25年、自己資金2〜3割が一般的。地元物件・地元在住者に強く、エリア外投資家には冷たい傾向。地銀は「事業性融資」として見るので、収支計画書・確定申告3年分・物件評価書が必須。一度信頼関係を作ると、2棟目以降の融資条件が改善するのが最大の魅力です。
金利3.0〜4.5%・最長30年・自己資金1割と条件は緩いが、金利が高い分、収支シミュレーションが厳しくなる。属性が低い・物件が築古で他で通らない場合の最終手段。ただしノンバンク融資の物件を地銀に持ち込むと「ノンバンク使った」だけで評価が下がる場合があるので、本気で拡大したい人は使わない方がいい、という意見が業界では多数派です。
金利1.0〜2.5%・最長20年・自己資金1〜2割。中小事業者向けで、不動産賃貸業も対象。法人成り or 個人事業主としての実績があると有利。審査は時間がかかる(1〜2ヶ月)が金利は最安水準。ただし1案件あたりの融資上限が低め(4,800万円程度)なので、高額1棟物件には向かず、戸建数戸 or 小規模アパート1棟向き。
・年収500〜700万円・自己資金300万円:公庫+自己資金で戸建1〜2戸、または小規模アパート(〜1,500万円)から実績作り。 ・年収700〜1,200万円・上場企業勤務:パッケージローンで1棟目(2,000〜4,000万円)、運用2年で地銀プロパーに乗り換え。 ・年収1,200万円超 or 法人化済み:地銀プロパーで5,000万円〜。金利交渉も可能。 ・士業・医師・経営者:地銀プロパー+日本政策金融公庫の組み合わせで規模拡大。 属性が低いほど金利は高く融資年数は短い、というのが残酷な現実ですが、宮城は地方行融資が比較的開かれている地域なので、フェーズ移行で条件改善は十分狙えます。
・出やすい:新耐震(1981年6月以降)・RC造・1棟物件・接道4m以上・路線価が出ているエリア・空室率20%以下 ・出にくい:旧耐震(1981年5月以前)・木造築30年超・再建築不可・前面道路2m未満・路線価のないエリア 築古木造アパートは利回りが高くても融資が出にくく、現金 or ノンバンクで仕込むケースが多い。融資前提で買うなら、築年と構造を必ず先に確認します。
銀行訪問前に揃えておくもの:①源泉徴収票・確定申告書(直近3年分)、②金融資産一覧(預金・投資・保険)、③自宅ローン残高証明、④物件概要書・レントロール・登記簿謄本、⑤収支計画書(10年分)、⑥職務経歴書。これらを揃えて初回面談に行くと「準備ができている投資家」と評価され、金利交渉でも有利になります。
弊社は内装屋なので融資自体の取り次ぎはしませんが、宮城・仙台の地銀・信金で評判の良い窓口、パッケージローンの最新条件、物件評価が出やすい築年・エリアの傾向 ─ こうした周辺情報はLINEでお伝えできます。物件購入前に「この物件で融資が出るか」までシミュレーションしておくと、購入後の資金計画が崩れません。